ストレスから離れる

うつ病治療に重要な休養と薬物療法

うつ病はいうなれば、心が電池切れを起こしているような状態です。ですので、うつ病と診断されたなら、まずはストレスのもととなるものから離れて休養することが大切です。 社会的立場からも異なりますが、仕事でのストレスでうつ病を発症した人なら、しばらく休職することも治療の支えとなります。家のことが原因なら入院して家から離れることも考慮してみましょう。そのうえで、精神科に受診し、抗うつ薬の服用など薬物治療を受けていくことになります。 休養の際には心身をリラックスさせ、十分な睡眠やバランスの良い食事を心がけてください。人づきあいがおっくうならば、親戚や友人との付き合いもしばらく休んでもよいでしょう。 そして、自分はなまけているのではなく、うつ病という病気の治療をしているのだという気持ちで周りの人のサポートを受けいれ、治療に専念してゆったりと過ごしましょう。

強い心の葛藤や心身症にはカウンセリングが行われることもある

うつ病の中でも、神経症に近い症状を発症している人にはカウンセリング治療が有効なこともあります。 神経症の症状としては常に不安感を抱いていることが特徴で、不眠や食欲不振、疲れやすいという症状の他、頭痛やめまいなどの身体症状も招くことがあります。 カウンセリングとは専門知識と技法を身につけた臨床心理士(カウンセラー)との面接やそれに伴う療法のことを言います。 カウンセラーは、患者さんの悩みや心の葛藤にじっくりと耳を傾け、話を聞いてくれます。このカウンセラーとの会話の中で、何が問題なのか自分で整理したり解決する方向に持っていくことができます。 誰にも悩みを話せないで葛藤を抱えている人には、人に話すことで気持ちが楽になったり、考え方の癖に気づくことも多いものです。 このように、うつ病の治療には様々なものがありますが、一番大切なのは休養することというのは前述のとおりです。うつ病になる人には真面目な人が多く、自分が悪いと思いがちですが、うつは気分でなるものではなく、脳内伝達物質の異常による病気なのです。適切に治療を行い、わからないことなどは医師にきちんと相談することが大切です。

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